使用している。よほどファイタlH戦う人、という言葉を気に入っていたことがうかがえる。馬に興味がなかった高嶋も、一九九三年に日本中央競馬会の馬主の資格を得ている。利紀と同じ頃だ。「儲けるといったことではなく、趣味として始めました。紀ちゃんが『馬はいいぞ』と言っていたからです」高嶋の持ち馬、サクセスフアイタlに利紀の面影を重ねながら、利紀の馬好きは、サクセスプロッケンは二OO八年、ジャパンダlトダービーを制している。オリンピックに出場する世界的な騎手を生み出すことになる。今後の本格的な活躍を楽しみにしている。高嶋は、第三章馬上編81
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