【絆】土屋利紀の肖像
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L 、て心理的な暗示操作で症状に変動が見られた。以上のよ23 してレ<Shaping法による強化訓練を行勺た。この畠11鯨に倒しても視力がま勺た〈故普しなか勺たり,逆に罷下するようなことxあってもそのことに注目せず,わずかでも視力会:改聾した時には宜費L激励しながら繰り返し訓練を行った.結果。この症例は,m.児の症状を感化させる強化要闘が母観に島り,母親の指噂を繰り返し必要としたため長期間を要した。自由車およびカウンセリング11回,約1年3,旬月で症状は改善した。症例2メガネ願望型9歳,女子。主訴視力障害.学校検2舎にて指摘される。視力は右=0.5(1.0x 0).左=0.5(1.0XO).事野は両混とも30・の求心性狭唱。色覚は卦額不能。中心フリッカ{傭は筒販とも25HZo屈折の状態は正視.ERGは正常。瞳孔反応は正常。限底は正常。小児科的,脳外科的,耳鼻科的に異常なL。猿科的自覚検査のすべてに異常を示してレる司心身症の既往歴はなl-.家族構成は両親と祖母のφ人家族。肉親がスナヲタ経宮の元め,夜は悼とんど祖母が函債を昆ている。図5は親子関時テスト一部の結集を示す。褒16は二部且児自問題徴慌の得点である.診断の根拠・(1)身体医学的興需所見がなL、。(2)既往墜に心理的要留によって生じたと思われる問題行動がなL、。(3)親子関係テストによる養育態度吉見ると盲従溺愛裂であり,また一般にこうした養育態度によ勺て形成されるといわれるわがまま身勝手などの来換性が強<,性格的に幼稚で心理的な問題を生じやすい特性が認められた.(4)メガネをかけたL、とL寸額舗が認められた。(5)眼科的検査にお1115 図研;<:鏡子関係診断テストー部{メガネ廟盟型)83' 3号(1989)菱自観手間(!~紙テストニ部問題行動の得点表16親子関係診断テストニ剖問題行動の得点れた.(3)親子関係テスト一部の筒銭円自己評価による養育節度では拒否支配型を示しているが,子供から見た商鏡の養育暫度では服従裂である。事実それをうかがわせるように二部の結果から自己中心的で忍耐力自民如,規則を守らない,注意集中の究如白そ孔に引勺込み思案等の非社会性が強〈見られた.(')視覚障害撃をもたらす心密性の有離については剣道の鎮習を非常に苦痛に惑仁ており,剣道の動の時間になると神経性の咳唱性発作があった.(5)患児の回避行動を助長するよ今な母親の態度があった。(6)際科的検査で視力目印0レγズや暗示をかけてもまったく変動が毘られなか勺た・'以上のことよりオベヲYト条件づけ裂と惨新した。対処の方法心因性視覚障害および神経性の咳,幅吐などの症状を理由にストνス場菌からの回避を計り,それ命助長するような母親の強度や対応が症状を悪化させていたため,母銀の態度変容が治療上きわめて重要であ勺た。そのため視覚障害を起Lす背景にある心理的なメカニズムを母親に十分説明し,剣道は休ませないで滋励しながら続けさせ,心理的な発作があうた場合は母親は中立的態度で臨むよう指現した.向時に視力安を用いて段階的に長件づけ-8-194

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